2015年8月7日金曜日

「今日も一日きみを見てた」角田光代 3/3

毎日、暑い日が続きます。
「暑中お見舞い申し上げます」
寝室のある部屋が南東にあります。
しかも東側はほぼ一面に窓です。
これは失敗です。
夏のこの時期、夜明けとともに太陽が照りつけてきます。
その結果、暑さでうなされて目が覚めます。

朝、ラジオを聞いていると「今年の猛暑はインド洋での海水面の温度上昇が一因」と言っていました。「その結果、残暑が厳しくなる」とも言っていました。
篠山ではお盆を過ぎたあたりから夜は涼しくなるという感じですが、今年はまだまだ暑い夜が続くかもしれません。
秋が待ち遠しいです。


角田光代さんの「今日も一日きみを見てた」を読み終わりました。

「今日も一日きみを見てた」角田光代 1/3


「今日も一日きみを見てた」角田光代 2/3


の続きで、

  • 13、猫、におわず
  • 14、猫は、やはり子ではない
  • 15、猫、限界まで我慢する
  • 16、猫、どこから?
  • 17、猫、なぜ比べられる?
  • 18、猫、遠慮する
  • 19、猫、夢を見る
  • 20、猫、性格を変える
  • 21、猫を、みくびる
  • 22、猫、世界を変える
  • 23、猫がきた理由
  • あとがき

猫(角田さんちのトトちゃん)について書かれていて、後半は猫の考察や猫にまつわるエッセイが書かれています。

「13、猫、におわず」はほんとうにそう思います。家のカブクもにおいません。というかすごく良い香りがします。猫の香りはほんとうに好いものです。
カブクはときどきシャンプーシートで体を洗ってやりますが、お風呂に入れたことはまだありません。もしお風呂に入れたらどうなるでしょうか。
お風呂場は初めての所になるので石のように固まってされるがままになるか、嫌がって暴れるか。
多分ですが、カブクは固まってされるがままになるような気がします。

猫の口臭について書かれていました。
カブクはウエットのパウチを食べた後は魚の匂いがしますが、普段はあまり匂いません。
猫の口内健康にはウエットよりもドライの方が良いみたいですね。


「15、猫、限界まで我慢する」にはトトちゃんのトイレ事情が書かれていました。
我が家もカブクが初めてなので猫砂も試行錯誤でした。
初めは小さな粒の鉱物系を使っていて便利だったのですが、ある時、カブクが用を足した後にジャリジャリして隠した後にコホンコホンと咳をしました。
この時使っていた猫砂が埃のように舞ったのが原因でした。
これはまずいと思って粒のはっきりしたパルプ系の猫砂に変えました。
最初は戸惑っていましたが今では慣れて今の猫砂をずっと使っています。


「16、猫、どこから?」
カブクは野良猫の子猫だったのを保護しました。
保護する前にある人から「この子猫は保護してもなつかないと思う」と言われました。
でもそんな心配はよそにカブクはよく慣れてくれました。
こういう言葉があったからカブクが無防備・無警戒で腹天で眠っているととても嬉しくなります。
ほかにも行く先々について来たり、すりすりしに来てくれたり。



角田さんはトトちゃんに「トトはやさしいね。世界にトトほどやさしい女の子はいないよ」とよく言われてるみたいです。
カブクにも「かわいい」とか「男前」以外になにか言葉をかけてあげようと思いました。

「今日も一日きみを見てた」はとても良い本だと思います。



我が家のカブクです

この体勢でTVを見ます






「今日も一日きみを見てた」角田光代