日常生活でよく使われる器には
・透光性があり丈夫な「磁器」
・土のぬくもりが魅力な「陶器」
・白く温かみがある「半磁器」
・高温で焼き上げる「焼き締め」
・乳白色が魅力の「粉引き」
など様々な種類があります。
陶磁器の場合、おおくの器に使う前に共通してすることは水やお米のとぎ汁にさらすという作業です。
この方法は古くから行われてきたもので、このひと手間をかけることで器が引き締まり衝撃や汚れに強くなります。
また、
「お米のとぎ汁に漬け置く、あるいは煮る」・・・細かなでんぷんを含むお米のとぎ汁は器を使う前の用意として古くから用いられてきました。
半磁器・陶器・焼き締め・粉引きなどには、お米のとぎ汁に20分ほど漬け置くか5分ほど煮ると良いです。
お米のとぎ汁などがない場合は水にさらすだけでもOKです。
器をご使用前に真水にさらすだけでも器を引き締め、醤油やソース、油など料理のしみが付きにくくなり長くご使用いただけます。
波佐見焼・茶碗(大)・藍駒 |
波佐見焼・中皿・藍駒 |
波佐見焼・ロックカップ・藍駒 |
「焼き物との上手な付き合い方・・・料理などを盛り付ける前に」は後日に書きます。