快晴の日が続いています。
昨日、篠山市が申請していた「丹波篠山 デカンショ節-民謡に乗せて歌い継ぐふるさとの記憶」が日本遺産に認定されました。
日本遺産のロゴ |
日本遺産とは、文化財を群体(点から面への展開)として捉え、従来の保護一辺倒から積極的に活用することに目的を転換した施策ということのようです。
文化財が個々の遺産として点で捉えられたものに対し、文化財を群体として捉えて観光資源の掘り起こしや地域活性化をしようというものですね。
他に、地域の歴史的魅力や特色を通じて文化や伝統を語る「ストーリー」を認定するものでもあるようです。
「丹波篠山 デカンショ節-民謡に乗せて歌い継ぐふるさとの記憶」は、江戸時代に生まれ、新たな歌詞も生み出され今では300番にものぼるという『デカンショ節』をメインに、デカンショ節に歌いこまれている篠山城跡、丹波焼、丹波杜氏など15件で構成。
『デカンショ節は後世に歌い継ぐ取り組みが今日も生き続けている。デカンショ節を通じて街並みや伝統を体験できる世界が展開している』と評価されたようです。
「丹波篠山 デカンショ節-民謡に乗せて歌い継ぐふるさとの記憶」の構成文化財15件は以下のものです。
- デカンショ節
- 篠山城跡
- 篠山城下町地区
- 小田垣商店(黒豆など)
- 鳳鳴酒造
- 旧安間(あんま)家住宅
- 青山歴史村
- 王地山稲荷社本院(まけきらい稲荷ともいいます)
- 八上(やかみ)城跡
- 福住伝統的歴史建造物群保存地区
- 西尾家住宅
- 丹波立杭窯(丹波焼)
- 丹波立杭登窯(丹波焼)
- 丹波杜氏
- 集落丸山
篠山城跡 |
篠山城跡大書院 |
八上(やかみ)城跡・高城山(たかしろやま)の頂にあります |
八上(やかみ)城跡頂上からの眺め |
王地山稲荷社本院(まけきらい稲荷ともいいます)への参道 |
今回の日本遺産認定をきっかけにさらに良い街になればと思います。
ブログでも構成文化財15件以外の篠山市の良いところを書いていきたいと思っています。