2015年6月27日土曜日

3桁ダイヤル






今日の毎日新聞に掲載されていた特集記事です。


くらしナビ・ライフスタイル:3桁ダイヤル、すぐ相談

毎日新聞 2015年06月27日 東京朝刊
 7月1日から、短く覚えやすい3桁の新しい相談ダイヤルの運用が始まる。悪質商法や欠陥商品などのトラブル相談を受け付ける消費者庁の「消費者ホットライン」の188番と、児童虐待などの通報や相談を受け付ける厚生労働省の「児童相談所全国共通ダイヤル」の189番の二つ。暮らしの中のトラブルや心配ごとに関するほかの相談ダイヤルも併せてまとめた。
 ●「いち・はや・く」
 両ダイヤルとも自動的に、または音声案内に従って郵便番号などを入力すれば、消費生活センターや児童相談所など最寄りの公的な相談窓口につながる。これまでは0570で始まる10桁だったが、3桁番号にすることで相談を促す。両省庁は語呂合わせによる覚え方を188番は「い・や・や(嫌や)」と、189番は「いち・はや・く(いち早く)」と決め、「独りで悩まず相談を」と呼びかけている。
 消費者ホットラインは、悪質商法や危険な欠陥商品、欠陥サービスによる被害の相談のほか、訪問販売や通信販売での業者とのトラブルや産地偽装・虚偽広告によるトラブルの相談や通報も受け付ける。年末年始を除く原則毎日、消費生活センターなどが対応。受付時間は窓口により異なる。
 児童相談所全国共通ダイヤルは「虐待かも」と思った時などに通告や相談ができ、児童相談所の専門家が対応する。受付時間は毎日、24時間。家族や近隣住民など虐待の可能性を感じた人による通報のほか、子育てがつらくて子どもに当たってしまうと悩む保護者からや、子どもからも受け付ける。匿名の通報や相談もできる。
 いずれも相談窓口につながってからは通話料がかかるが、最寄りの窓口につながるため、長距離電話とならない場合が多いという。固定電話や携帯電話から利用できるが、インターネットを使ったIP電話などからは利用できない場合がある。
 ●「災害用」体験を
 1で始まる3桁ダイヤルは100個だけの貴重な番号のため、110番のように緊急性や公共性の高い用途のほか、番号案内104番や故障受け付け113番など電話サービスの普及に必要な用途などに限られている。
 時報の117番や天気予報の177番のほか、災害用伝言ダイヤル171番も覚えておきたい。地震などの災害時に被災地への通信が集中してつながりにくい場合に電話会社が提供する。ダイヤルして伝言メッセージを録音したり再生したりできる。毎月1日と15日や防災週間(8月30日〜9月5日)などに体験利用ができるので、家族で使い方を練習しておきたい。
 ●困りごと受け付け
 3桁番号以外にも相談や通報のために国が提供するダイヤルは多数ある。事件や事故の緊急通報の110番は年間900万件を超えており、そのうち約4分の1を免許更新など緊急性のないものが占める。そのため、警察庁では「#9110」という相談専用番号を設けて、ストーカーやDV(家庭内暴力)、悪質商法など困りごとの相談を受け付けている。
 子どもにかかわる相談窓口は、いじめなどに悩む子どもや保護者らからの相談を年中無休24時間体制で受け付ける文部科学省の「24時間子供SOSダイヤル」や通話料が無料の法務省の「子どもの人権110番」などもある。
 #9110などの総合的な相談窓口では、内容に応じて適切な相談窓口を紹介してくれる場合もある。一部のダイヤルは携帯電話からはつながらず、別の番号が用意されているものもある。
 また、メールなどで相談できる窓口や地域別の相談窓口など、より詳しい情報を知りたい場合には、国のホームページ「政府広報オンライン」の「暮らしの相談窓口」ページ(http://www.gov-online.go.jp/kurashinosodan/index.html)に集約されているので利用したい。【山田泰蔵】
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 ◇国などが提供する全国共通番号の主な相談ダイヤル(★印は年中無休24時間対応、○印は通話料無料)

 <子ども>
★児童相談所全国共通ダイヤル(厚生労働省)189
★24時間子供SOSダイヤル(文部科学省)0570・0・78310
○子どもの人権110番(法務省)0120・007・110
 <女性>
 女性の人権ホットライン(法務省)0570・070・810
 DV相談ナビ(内閣府)0570・0・55210
 <健康・こころ>
 おくすり相談窓口(医薬品医療機器総合機構)03・3506・9457
 感染症・予防接種相談窓口(厚生労働省)03・5276・9337
 こころの健康相談統一ダイヤル(内閣府)0570・064・556
 <人権・法律>
 みんなの人権110番(法務省)0570・003・110
 法テラス・サポートダイヤル(日本司法支援センター)0570・078374
 <消費者>
 消費者ホットライン(消費者庁)188
 食の安全ダイヤル(内閣府)03・6234・1177
 金融サービス利用者相談室(金融庁)0570・016811
 電気通信消費者相談センター(総務省)03・5253・5900
 情報セキュリティ安心相談窓口(情報処理推進機構)03・5978・7509
○自動車の不具合情報ホットライン(国土交通省)0120・744・960
 行政苦情110番(総務省)0570・090110
 <警察・交通事故>
 警察総合相談(警察庁)#9110
 交通事故被害者ホットライン(自動車事故対策機構)0570・000738






内容がわからないものもあったので調べてみました。


・金融サービス利用者相談室とは

金融サービス利用者相談室の案内

ご質問・ご相談への対応

利用者の皆様と金融機関との間の個別トラブルについて、お話を伺った上で、他機関の紹介や論点の整理などのアドバイスを行っています。ただし、あっせん・仲介・調停を行うことは出来ませんので、予めご了承下さい。
  • 預金・融資等に関するもの
  • 保険商品・保険制度等に関するもの
  • 投資商品・証券市場制度・取引所等に関するもの
  • 貸金業に関するもの
  • その他



・電気通信消費者相談センターとは

 電気通信消費者相談センターでは、利用者が電気通信サービス(※)を利用している際のトラブル等について、電話による御相談を受け付けています。
 また、各地域の総合通信局等でも、電気通信サービスに関する相談等の業務を行っております。
 連絡先及び受付時間についてはこちらをご確認ください。
(留意事項)
  • 利用者の皆様と電気通信事業者との間の個別トラブルにつきましては、お話を伺った上で、当該電気通信事業者への連絡や論点の整理等のアドバイスは行いますが、あっせん、仲介、調停を行うことはできませんので、予めご了承下さい。
  • 電気通信消費者相談センターでは、電話によるご相談のみ対応しています。ご相談等ある場合には、電話によるご相談をお願いします。メールや文書での回答は行いませんので、予めご了解ください。
※ 電気通信サービスとは、電話や電子メール等の媒体により、コミュニケーション手段として電話会社やプロバイダーが提供するサービスのことをいいます。
 主な電気通信サービスとしては、「電話」「電子メール」などがあげられます。
 なお、電話会社やプロバイダー等によっては、多様なサービスを提供しているものもありますが、それらサービスのすべてを電気通信サービスと言うわけではありませんのでご注意ください。


・情報セキュリティ安心相談窓口とは

情報セキュリティ安心相談窓口
「情報セキュリティ安心相談窓口」は、IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)が国民に向けて開設している、マルウェア(*1)および不正アクセスに関する総合的な相談窓口です。技術的なアドバイスをしますが、相談者のパソコンや情報を調査したり、パソコンを修理したり、犯人を捕まえたりすることは行っていません。


他には、

  • 道路の異常や、落下物、路肩の破損などの通報の道路緊急ダイヤル・・・#9910
  • 日弁連の交通事故相談窓口・・・0570-078325(ナビダイヤル)
  • JAFロードサービス・・・0570-00-8139(ナビダイヤル)または#8139



JAFは何度かお世話になりました。会員にもなっています。
こういう相談窓口を利用することがないと良いんですけどね。



 http://www.cosan.jp/