2016年6月8日水曜日

飼い猫・ホルモン異常



今日の篠山市。
雲の多い空ですが晴れの一日になりました。
そしてちょっと蒸し暑いです。

猫のカブクは、おやつを食べて畳の上でごろごろしています。
畳の上は涼しいんでしょうね。
これからなるべく涼しい場所を作ってあげないと。


今日の毎日新聞に気になる記事が載っていました。
記事のタイトルは「飼い猫 ホルモン異常 ペットフードとハウスダスト原因」

http://mainichi.jp/articles/20160608/k00/00m/040/157000c

 愛媛大の野見山桂(けい)准教授(環境共生学)らのグループが、飼いネコの血中から高濃度の残留性有機汚染物質を検出、甲状腺ホルモンへの影響も初めて確認した。魚介類を原料とするペットフードと屋内のハウスダストが原因とみられ、野見山准教授は「甲状腺機能障害を起こす危険性がある」と指摘する。8日に新潟市で始まる日本環境化学会で発表する。
 有機物質「ポリ臭素化ジフェニルエーテル」(PBDEs)は、難燃剤として広く使われているが、体内にとどまるとホルモン分泌に影響を及ぼす。
 グループがネコの血清55検体を調べたところ、PBDEsと、PBDEsが体内に取り込まれてできる物質が、ヒト血清の数倍〜数十倍検出された。また、PBDEs濃度が高い血清ほど甲状腺ホルモンが少ない傾向も判明した。イヌの血清検体も同様に調べたが検出されていない。
 さらに国内の主要30種のペットフードを調べると、天然のPBDEsが高い濃度で検出された。カツオやマグロを原料とするものほど高く、ウエットフードの方がドライフードより高かった。
 野見山准教授は「ネコは、毛づくろいと食事からハウスダストと餌に含まれるPBDEsを体内に取り込むが、これらの化合物を体外に排出する力が弱い特有の性質がある」と話す。成長異常や活力低下など、甲状腺機能障害の臨床例との関連を今後調べる。【松倉展人】



猫は元来、肉食。
肉食というのは陸上の肉ということですね。
だから、魚はあまりあげない方が良いということを聞いたことがあります。


カブクにはドライフードとウエットフードを併用してあげています。 
ドライフードは、ターキーとチキンを使用しているもの。
でも、ウエットフードは魚を使用しているものです。

といいますか、猫用フードのコーナーにある商品のほぼすべてが魚が主原料。
お肉を主原料にしたものはあまり見かけません。
「飼い猫 ホルモン異常 ペットフードとハウスダスト原因」の記事を読むと
ん~、どうしたものか・・・と考えてしまいます。


猫の甲状腺機能障害というものは、
甲状腺が暴走→甲状腺ホルモンが大量放出→代謝・体温・血圧・心拍数・消化器機能などが乱れる→放置しておくと心臓・腎臓の障害。ということのようです。

甲状腺の場所は、猫がゴロゴロと鳴らすところ近く。

高齢の猫に見られる症状のようです。
ということは蓄積されての発症ということなんでしょうか。

カブクにはいつまでも元気でいてほしいのでもう少し調べて、ウエットフードを見直してみます。


カブクです
病気なしで元気に走り回ってます

かわいいです