2016年6月3日金曜日

篠山市の恐竜発掘地



今日も篠山市は晴れの一日になりました。
そして、今日も少し冷たい風が吹いています。

今朝は寒くて目が覚めました。
猫のカブクもバスケットの中で丸くなって眠っていました。
もう寒くなることはないだろうと暖房器具を倉庫にしまったのを後悔です。
明日の朝も寒くなるようなら出しておいた方が良いかなと思っています。


丹波市山南町の篠山層群で恐竜の化石が発掘されたのは2007年のことだったと思います。
その後、篠山市内の篠山層群からも恐竜の化石が発掘されました。
今日のyahooニュースには、その篠山市内の土地を市が買い取って今後の発掘につなげる、という記事が載っていました。



恐竜化石再発見に期待 篠山市、発掘地買い取りへ

神戸新聞NEXT 6月2日(木)11時0分配信
 草食恐竜の角竜(つのりゅう)類の化石が見つかったと2009年に発表された篠山層群の地層がある私有地(兵庫県篠山市宮田)について、同市が買い取り交渉の手続きを進める方針であることが分かった。市有地化して本格的な発掘や新たな化石発見につなげるのが狙い。太古のロマンに対する期待があらためて高まりそうだ。

 この土地は市立西紀中学校の東側にあり、現在は草が生い茂り、市が立ち入り禁止にしている。県立人と自然の博物館(三田市)による角竜類発見の発表を受け、市は同年、脊椎(せきつい)動物化石保護条例に基づき、現場一帯を「重点保護区域」に指定。建築物の新築や宅地造成などができないよう措置を取った。

 保護区域に指定後、発掘作業を進めるため地権者と交渉を進めてきたが、このほど「市に売却してもいい」との連絡があった。市は近く、不動産鑑定業者に土地の価格を精査してもらい、地権者に買い取り価格を示して市有地化を目指す。

 これまでの発掘では全国で初めて、トリケラトプスにつながる原始的角竜類のあご骨3点が見つかっているが、その後は本格的な発掘作業ができていない。今回市有地にしてさらなる発見につなげ、空白期間を終わらせたい考え。

 市教育委員会社会教育・文化財課は「篠山層群からは多くの化石が見つかっている。土地を売却してもらえれば(再発見に向け)一歩前進となるので期待したい」としている。(安福直剛)


 【国内初の角竜類化石】 約1億4千万~1億2千万年前(中生代白亜紀前期)の地層「篠山層群下部層」から2007年に見つかり、県立人と自然の博物館の調査で確認された。角竜類の初期の進化を知る上で貴重な発見とされた。篠山市が重点保護区域に指定しているのは今回の宮田地区の一部のほか、篠山川河川敷(大山下)がある。



篠山市内の地層からもたくさんの恐竜の化石が発掘されたら良いですね。
大昔、この辺りを恐竜がのしのし歩いて、または飛んでいるのを想像すると楽しくなります。
当時、どんな景色の中に恐竜がいたのか。
恐竜の化石や復元模型が展示されることがありますが、
当時の篠山市の地形を再現した中に恐竜の復元模型があれば楽しいかなとも思います。