2015年7月24日金曜日

篠山市本郷の春日神社

今日の篠山市。
快晴になりました。そして暑い一日になりました。
スーパーに行くとアイスクリームを買っている人がたくさん。
これだけ暑いと冷たいものが食べたくなります。
ピノのブラックを買って食べました。


そして今日は「土用の丑の日」です。
鰻です。
家でも今晩は鰻です。
鰻の皮のぬるっとしたのがちょっと苦手なので皮を上にしてウォーターオーブンでパリッと焼きます。
こうすれば皮がパリッと焼けて好みの鰻になります。


「篠山市の春日神社が国の登録有形文化財」になるというニュースを少し前に聞きました。
「篠山市」「春日神社」なのでなんの疑問もなく篠山市内中心部の黒岡にある「春日神社」だと思っていました。
それが今日、篠山市のHPを見て間違いだったとわかりました。

今回、国の登録有形文化財になる予定の「春日神社」は篠山市本郷にある「春日神社」」でした。
篠山市のHPからです。






篠山市本郷の春日神社本殿が国有形登録文化財に登録されます


  篠山市本郷の春日神社本殿が国の登録有形文化財に登録されることになりました。平成27年7月17日(金曜日)に開催された国の文化審議会文化財分科会で審議が行われ、全国で195件の建造物を登録有形文化財に登録するよう答申が行われたことによるものです。正式には、近日中に行われる官報告示を経て、春日神社本殿は登録有形文化財となる予定です。
 春日神社本殿の登録有形文化財登録にあたっては、草山郷づくり協議会の方々が中心となり、数年に亘って準備や調査などにご尽力され、今回の文化審議会答申に至りました。
 この登録により、篠山市内の国登録有形文化財(建造物)は5か所(32件)となります。
本殿覆屋遠景
春日神社本殿・覆屋全景
春日神社本殿
春日神社本殿 
本殿彫刻
春日神社本殿向拝
中井清次郎正用刻銘
中井清次郎正用の刻銘

1 登録される文化財の概要  
名称
春日神社本殿(かすがじんじゃほんでん)
所在地
篠山市本郷字ロノ坪141-1
年代
弘化3年(1846)
所有者
宗教法人 春日神社
登録基準
二 造形の規範となっているもの
特徴・評価
山間の境内上段に西面する覆屋内に建つ。三間社流造、軒唐破風付で、庇は中柱を省き一間とする。三方に縁を廻らし、妻は出組で二重虹梁の妻飾を受ける。彫刻は中井清次郎正用の作になり、向拝廻りの龍や鳳凰の濃密かつ躍動的な彫刻に彫物師中井家の作風を示す。
備考
建立年代は棟札による。毎年秋に境内で行われる「本郷春日おどり」は市指定無形民俗文化財に指定されている。覆屋は一部古材を再利用して平成26年に再建された。中井清次良正用は六代権次正貞の弟にあたる。
※「三間社流造(さんげんしゃながれづくり)」正面の柱間数が三間の神社のうち、切妻造平入りの正面側に庇(向拝)をつけた本殿。
※「軒唐破風(のきからはふ)」軒先の一部に造り出された唐破風(屋根の妻に垂木を隠すように取り付けられた破風という厚板の一形式で、中央部がむくり、左右で反転して破風尻でほぼ水平になるもの)。
※「出組(でぐみ)」壁面から前方へ一段出て丸桁を受ける形式の組物。
※「棟札(むなふだ)」建物の新築、修理などをした際に、施主・施工者名・年月日・祈願文等を墨で書き付け、棟木等に打ち付ける、上部が駒形をした細長い板。
※「覆屋(おおいや)」主に本殿を保護するために設けられている建物で、社殿を覆うように外側を囲っている。 



篠山市本郷には5月くらいに鯉のぼりを見に行ったところです。
その時のブログはこちらです

鯉のぼりが泳いでいたすぐ北側にあるのが国有形登録文化財に登録されることになる予定の「春日神社」です。
すぐそばを車で通った時に立派な建物だなという印象がありました。
篠山市HP記載の画像を見るととても立派な本殿です。
これまで一度も訪れたことがないので今度機会を見て拝殿したいと思います。