2015年7月12日日曜日

清須会議

2016年NHKの大河ドラマ「真田丸」の出演者が発表になりました。
真田信繁の生涯でしかも脚本が三谷幸喜さんなのでとても期待しています。
三谷さんの大河ドラマは「新選組!」以来です。
「新選組!」の放送のある毎週日曜日は大河ドラマを見るのが楽しみでした。
「真田丸」の放送は2016年1月からです。

三谷幸喜さんの歴史物というと映画「清須会議」もとても面白かったです。





清須会議


監督:三谷幸喜
脚本:三谷幸喜
出演:役所広司、大泉洋、小日向文世、佐藤浩市
制作:日本(2013年)



役所広司さんの柴田勝家役が良かったです



清須会議は、本能寺の変で織田信長、織田信忠が明智光秀の謀反により亡くなり、その後の織田家の後継を決める合議です。
清須城で行われたから「清須会議」です。
この会議では織田家三男の織田信孝を推す柴田勝家側と、織田家四男の織田信雄を推す羽柴秀吉側が争うこととなります。
映画ということもあってなんですが旗取りゲームなどをしながら後継の合議を進めていくのですがどちらの候補も決め手に欠けるんですね。
進むうちに柴田勝家側が有利になっていきます。

負けが濃厚になっていたある日、秀吉は三法師に気付きます。
三法師は、本能寺の変で亡くなった織田信長の長男、織田信忠の息子で、織田信長の孫になります。
織田家の正当な後継者でしたがまだ2歳ということもあって候補に上っていませんでした。
ここに目を付けたのが秀吉。
三法師を祭り上げ深謀遠慮で清須会議で過半数の同意を得て勝ちます。
しかも三法師の後見人となりお披露目の席では三法師と共に上座に座り織田家の中心ということを誇示します。

本能寺の変から清須会議が終わって清須城を出るまでの出来事をコメディ映画としても見せてくれます。
この映画は配役もとても好いんですね。
何度見ても面白いです。