2016年7月13日水曜日

HONDA・大同特殊鋼のHV用モーター



今日の篠山市。
雨です。
ずっと降っています。
朝、7時頃にはたたきつめるような激しい雨が降りました。
太陽が出ていないので気温は27℃ほどですが、湿度が80%を超えています。
梅雨と台風一号の影響ですね。
それにしてもよく降ります。


お昼はお蕎麦にしました。
長芋を擦ってタマゴ入れてまた擦って、
冷水でしめたお蕎麦にかけて食べました。
冷たいつるっとした喉越しのお蕎麦はとても美味しかったです。
お蕎麦は毎日でも良いですね。


今日のいちばんのニュースはこれでした。
HONDAと大同特殊鋼が重希土類元素(レアアース)を使わない
ハイブリッド用のモーターの実用化に世界で初めて成功したそうです。

これらレアアースは中国に依存していたので、
そのレアアースを使わずにモーターを作れるようになると
調達などのリスクがなくなりますね。






[東京 12日 ロイター] - ホンダ(7267.T)と大同特殊鋼(5471.T)は12日、レアアース(希土類)の一種で中国に依存するジスプロシウムなどの重希土類を一切使わないネオジム磁石をハイブリッド車(HV)用駆動モーター向けとして世界で初めて実用化したと発表した。

ホンダは同モーターを年内に発売する小型ミニバン「フリード」に採用する。

重希土類は大部分を中国からの輸入に頼っており、過去には政治的な問題で輸出が規制されたり価格が高騰したりしたため、自動車・素材メーカー各社は使用量を減らす技術開発を進めてきた。ホンダは重希土類を使わない磁石を採用することで調達リスクを低減する。

最強の磁力を持つネオジム磁石はHVなど電動車両向け駆動モーターに主に使われ、今後も急激な需要拡大が見込まれている。ネオジム磁石は高温下で使用されるため高い耐熱性が要求され、従来は耐熱性を確保するために重希土類を使う必要があった。

大同特殊鋼はこのほど、一般的な工法による磁石に比べ、磁石の組織を約10分の1以下に微細化することで、重希土類がなくても耐熱性を確保できる技術を開発した。

モーターに重希土類を使わなくてもトルク、出力、耐熱性といった性能は従来品と同じレベルを達成しており、コストも削減できるという。ホンダによれば、車種にもよるが、新型フリードのHV用モーターに使う場合、ネオジム磁石(従来1台当たり約900グラム)は、重希土類の分(約60─70グラム)が減り、磁石のコストも1割ほど削減できる見込み。

ホンダは今後、新型モーターをフリードと同じ磁石を使える同サイズの新型車へ順次、採用する予定。より大きな車両や電気自動車(EV)への採用には耐熱性をさらに向上させる必要があることから引き続き開発を進める。