2015年11月18日水曜日

丹波焼最古の登窯 修復後初焼成見学会

今日の篠山市。
雨が降り続いています。
コインランドリー(もろ和製英語ですね。アメリカでは Laundromat )の乾燥機はすべて使用されていました。
雨が続くと洗濯物がなかなか乾かないのが困りものです。


今週末11月21日(土)~24日(火)にかけて「丹波焼最古の登窯 修復後初焼成見学会」があります。
1895年に築窯され120年。兵庫県有形文化財の登窯。
経年劣化や阪神・淡路大震災などで傷んだ箇所を伝統的な工法で修復されました。
全長47m、焼成室9袋。
その修復を終えた登窯で11月21日(土)から初焼成が行われます。

この最古の登窯だったのかどうかわかりませんが小学生の時に社会見学で丹波焼と登窯を見に行きます。
大人になった今でもよく憶えているので登窯というのはとても印象的なものなんだと思います。


先日、ラジオ関西の朝の番組で兵庫県知事の井戸知事がこの丹波焼最古の登窯 修復後初焼成見学会のことを話されていました。
今回の修復は知事の意向も大きかったみたいですね。


「丹波焼最古の登窯 修復後初焼成見学会」の記事が掲載されていました。




篠山の丹波焼最古「登窯」、修復終え初焼成 21~24日の4日間 兵庫

産経新聞 11月18日(水)7時55分配信
 築窯120年の県有形民俗文化財で、丹波焼最古とされる篠山市今田町上立杭にある「登窯」の修復が終わり、21~24日の4日間、初焼成が行われる。修復に協力したボランティアらの作品約4千点が記念に焼き上げられるほか、日本六古窯サミットも開かれる。

 明治28(1895)年に作られた登窯で、劣化が進み、平成26年度から丹波立杭陶磁器協同組合が中心となって大修復に乗り出し、多くの人たちがボランティアで協力、今年6月に完了した。里山の斜面にある割竹状の窯は“蛇窯”とも呼ばれ、全長47メートル。9つの焼成室がある。

 21日午後零時15分から、火入れ式が行われ、陶器神社でおこされた火で窯に着火する。「1300度の炎が織りなす」という初焼成は24日まで続き、記念品の湯呑みやボランティアで参加した市民らの作品が29日に窯出しの予定。一連の作業は一般公開される。

 また、日本六古窯サミットは21日午後、兵庫陶芸美術館で行われ、丹波のほか、越前、瀬戸、常滑、信楽、備前の関係者が集い、交流を深める。

 詳細、問い合わせは同協同組合(電)079・597・2034。


窯詰めは11月14日に終わっています。
事前予約で阪急西宮北口駅とJR三ノ宮駅から見学バスが運行されるようです。
11月21日(土)の火入れ式は12時15分から。

天気が気になります。
見てみると今のところ11月21日(土)・22日(日)は晴れそうです。
23日(月祝)・24日(火)は曇りがちの天候のようです。
晴れるのがなによりですが、雨さえ降らなければ良いなと思います。