今日の篠山市。
細雪の舞う寒い一日になりました。
「細雪」という言葉通りの細かい雪が降っています。
日本語での表現の仕方はすごいなと、こういうときに思います。
「雪」を表す言葉でも、
「終雪」・・・冬に別れを告げる最後の雪
「名残り雪」・・・春に名残りを惜しむように降る雪
「去年(こぞ)の雪」・・・春になっても残る雪
「根雪」・・・なかなか溶けずに残る雪
「万年雪」・・・一年中溶けない雪
「白雪」「深雪」「雪花」・・・雪の美しさを表す言葉
「細雪」・・・細やかに降る雪
「粉雪」「米(こごめ)雪」・・・粉のような細やかな雪
「「灰雪」・・・灰のようにふわふわと舞う雪
「泡雪」・・・うっすらと積もってすぐに溶けてしまう雪
「玉雪」・・・比較的暖かい時期に降る、玉のような雪
「綿雪」「牡丹雪」・・・雪のひとひらが大きな雪
「雪片」・・・雪ひとひら
「餅雪」・・・玉雪や牡丹雪が溶けている状態
「水雪」・・・べた雪と雨の中間
「風花」・・・風上の降雪地から風に乗って流されてきた雪
「瑞雪」・・・おめでたい時の雪
「雪明り」・・・積もった雪で薄明るくなる様子
「雪持ち」・・・枝や葉に雪が積もっている様子
「綿帽子」・・・木々などに積もった雪の様子
「松の雪」・・・常緑の松の枝葉に積もった雪
「垂り(しずり)雪」・・・枝や屋根などから落ちる雪
などなど。こんなにたくさんの表現方法があります。
すごいです。
読書は、フレデリック・フォーサイスの「ネゴシエイター」を読み終えて、
今は同じ作者の「第四の核」を読んでいます。
スパイ小説というとちょっと違いますが、イギリスの政治や諜報機関を中心にした小説です。
上巻の終わりまで読み進めました。とても面白いです。