2016年2月24日水曜日

雪を表す言葉



今日の篠山市。
細雪の舞う寒い一日になりました。
「細雪」という言葉通りの細かい雪が降っています。
日本語での表現の仕方はすごいなと、こういうときに思います。


「雪」を表す言葉でも、

「終雪」・・・冬に別れを告げる最後の雪

「名残り雪」・・・春に名残りを惜しむように降る雪

「去年(こぞ)の雪」・・・春になっても残る雪

「根雪」・・・なかなか溶けずに残る雪

「万年雪」・・・一年中溶けない雪

「白雪」「深雪」「雪花」・・・雪の美しさを表す言葉

「細雪」・・・細やかに降る雪

「粉雪」「米(こごめ)雪」・・・粉のような細やかな雪

「「灰雪」・・・灰のようにふわふわと舞う雪

「泡雪」・・・うっすらと積もってすぐに溶けてしまう雪

「玉雪」・・・比較的暖かい時期に降る、玉のような雪

「綿雪」「牡丹雪」・・・雪のひとひらが大きな雪

「雪片」・・・雪ひとひら

「餅雪」・・・玉雪や牡丹雪が溶けている状態

「水雪」・・・べた雪と雨の中間

「風花」・・・風上の降雪地から風に乗って流されてきた雪

「瑞雪」・・・おめでたい時の雪

「雪明り」・・・積もった雪で薄明るくなる様子

「雪持ち」・・・枝や葉に雪が積もっている様子

「綿帽子」・・・木々などに積もった雪の様子

「松の雪」・・・常緑の松の枝葉に積もった雪

「垂り(しずり)雪」・・・枝や屋根などから落ちる雪


などなど。こんなにたくさんの表現方法があります。
すごいです。


読書は、フレデリック・フォーサイスの「ネゴシエイター」を読み終えて、
今は同じ作者の「第四の核」を読んでいます。
スパイ小説というとちょっと違いますが、イギリスの政治や諜報機関を中心にした小説です。
上巻の終わりまで読み進めました。とても面白いです。