2016年2月26日金曜日

アクリルアミド



今日の篠山市。
寒い日が続いています。
昨夜は、ホットカーペットをつけているのにもかかわらず、足先がすごく冷たくなりました。

何か改善策はないものかと探してみると

1、靴下の重ね履き
2、硬い靴を履かない
3、温めすぎをやめる
4、1日3食をやめる


というのがありました。

1と2は出来そうですが、3と4はなかなか難しそうです。

他に何かないかと探してみると、

1、つま先伸ばし
2、かかと上げ
3、足指のぐるぐるまわし
4、爪揉み


                          
というのがありました。

1の「つま先伸ばし」は、仰向けに寝て足の甲を伸ばすようにつま先を5秒間伸ばす。
そして、次にアキレスけんを伸ばすようにつま先を手前に5秒間伸ばすというストレッチです。
これを10セット。

2の「かかと上げ」は、30回~50回ほど。血行がよくなるようです。

3の「足指のぐるぐるまわし」は、足の指を手でつまんでぐるぐると回して血行を良くする運動。

4の「爪揉み」は、足指の爪の根元をそれぞれ10回ほど揉んで血行を良くする運動。

これぐらいだと無理なくできそうなので、今晩からやってみようと思っています。



そして、
今日の毎日新聞に気になる記事が掲載されていました。
「煮る・蒸すで発がん性抑制」という記事です。





 ジャガイモなどの野菜や米などの穀類を高温で調理すると発がん性物質の「アクリルアミド」が発生する。内閣府食品安全委員会は健康への影響について「懸念なしとは言えない」との評価結果案をまとめ、意見を募集中だ。農林水産省は既に全国でアクリルアミドの減らし方の講習会を開き、家庭で実践するよう呼び掛けている。
     ●「アクリルアミド」
     アクリルアミドは、炭水化物であるブドウ糖、果糖などの「糖類」と、アミノ酸の一種の「アスパラギン」が、120度以上の高温で加熱されると反応して生じる。炭水化物の多い食品でできやすく、米や小麦などの穀類をはじめ、モヤシ、レンコン、キャベツなどの野菜の料理でも生じる。加工品ではコーヒー、緑茶、パン、ポテトスナック、カレールーなど多くの食品に含まれる。
     調理法別では、「揚げる」「焼く」「炒める」で発生しやすい。一方、「煮る」「蒸す」「ゆでる」は120度以上にならないため、ほとんど発生しない。電子レンジは食品中の水分の加熱で温めるので、「煮る」「蒸す」などと同じように発生しにくい。
     ●保存は8度以上で
     アクリルアミドを減らす基本的な方法は大きく2種類。まずは「貯蔵段階で増やさないこと」、もう一つは「調理時に高温で加熱する時間を短くすること」だ。
     たとえば、ジャガイモは長時間冷蔵すると糖類が増える。常温で保存したジャガイモと冷蔵したジャガイモをそれぞれ200度で10分間炒めた調理実験では、冷蔵した方が約2倍の発生量だった。
     また、イモ類や野菜を調理前に約10分間、水にさらしておくと同じ高温調理でもアクリルアミドの発生量は少なくなる。
     こうしたさまざまな調理実験から、農水省食品安全政策課は「生のジャガイモを保存するなら、冷蔵庫ではなく、8度以上で保存するのがよい。水にさらすと食材の表面からアスパラギンや糖類が洗い流される」と説明する。
     調理時の焦げ具合も、アクリルアミドの発生量を知る目安となる。黒い焦げ目が目立つほど発生量は多い。このため、火力は弱め、加熱時間は短めにするのがよい。また複数の食材を炒める場合は、かき混ぜながら炒めると少なくなることも分かっている。
     ●食事内容改善から
     ただ、野菜はビタミンやミネラルなど大切な栄養素の補給源になり、野菜の摂取はがんなど生活習慣病の予防にもなる。佐藤洋・食品安全委員会委員長は「アクリルアミドの摂取をゼロにすることは不可能だ。特定の食品、特定調理法に偏ることなく、いろいろな食材を食べるのがよい」とアドバイスする。
     さらに、食材の加熱は病原菌を殺して食中毒の防止になるほか、適度な焦げ目はおいしさにつながるメリットもある。あまり神経質になる必要はなく、農水省食品安全政策課は「炒めものや揚げ物を食べることが多い人は、まずはバランスの良い食事を実践した上で、できる範囲内でアクリルアミドが増えない調理法を心がけたい」と話す。【小島正美】

    アクリルアミド

     ダムやトンネル建設の接着剤など工業用原料として使われている。2002年にスウェーデン政府が「食品の高温調理によって発生する」と公表し、注目された。食品安全委員会によると日本人の平均摂取量は体重1キログラムあたり1日0.24マイクログラム(マイクロは100万分の1の単位)で、欧州連合加盟国(0.4〜1.9マイクログラム)より少ない。どのような食品から摂取しているかの内訳では、約6割は高温調理したモヤシ、レンコン、ジャガイモなどの野菜から。残り約4割はコーヒー、菓子類、パン類など。
     食品安全委員会が「懸念なしとは言えない」と評価したのは、日本人のアクリルアミドの平均摂取量が、動物実験でネズミがアクリルアミドを食べてがんが10%増えた量と比較的近かったため。



    焦げと発がん性の関連は聞いたことがありましたが、
    調理方法が発がん性に関連しているとは考えてもいませんでした。
    食品安全委員会が「懸念なしとは言えない」としているので、
    「蒸す・茹でる」ということ忘れないようにして、
    ちょっと気を付けて料理をしようと思いました。