2018年2月2日金曜日

「眼の壁」松本清張




今日の篠山市。
朝はとても好い天気で、
午後になりすこし薄い雲が出てきました。

陽射しから春の兆しを感じます。
明日は節分。
明後日が立春。
あともう少し。
猫のカブクのブラッシングが楽しくなります。



なにか読む本がないかなと家の本棚をあさって、
松本清張さんの「眼の壁」を読み出しました。

1958年刊行の小説です。
1958年というと今から60年前。
一昔前ですが言葉使いが今と違います。
知らない言葉もたくさん出てきます。


「雲の加減で地上に斑(ふ)が出来ていた」
という文章があったのですが、
???でした。


ちょっと考えてみたら
斑(ふ)とはマダラということなので、
高い山から地上を見下ろしたとき、
地上に雲の影が出来てマダラ模様に見えるということだと思います。
こういう表現がいろいろと出てきて面白いです。